『Tedorigawa neo.2024 山廃純米吟醸 雄町』入荷しました
吉田酒造店さんから、『Tedorigawa neo.2024 山廃純米吟醸 雄町』が入荷しました。
手取川neoは、毎年違う蔵人が企画からラベルまで行う年に一度の商品です。
以下、吉田酒造店さんの商品説明を引用いたします。
《担当者》
2024年度の「neo.」は、東京から移住して3年目の児玉由美子が担当。
「お酒造りがしたい」、ただその思い一つで、28年間勤めてきた異業種の仕事を辞め、お酒造りに没頭しています。
石川県に少しでも早く慣れるため、金沢の街を歩き、美味しいものをたくさん食べ、白山にも3回登りました。
白山の頂上で見るエメラルドグリーンの綺麗な水から、今回のお酒が出来ているかと思うと、とても感慨深いです。
このお酒を飲んで雄町ファン、そして日本酒好きが一人でも増えることを願っています。
《コンセプト》
私の好きな酒米は、「雄町」。原種ならではの複雑な味があり、まろやかで、余韻の長さが特に気に入っています。
その雄町を使って、霊峰白山から流れるミネラルたっぷりの100年水と、能登杜氏の伝統ある山廃仕込みで、
「雄町」を醸したいと思いました。
《味わい》
自然由来のかすかな微発泡と低アルコールによって、スッキリと綺麗な味に仕上がっています。
雄町を使った既存の商品の中では、軽めの印象かと思いますが、雄町ならではの余韻の長さや、ふくよかな味は充分味わえます。
シナモンのようなスパイス系の香りや辛味がアクセントの料理、あるいは、カルパッチョのようなオリーブ油を使った料理がこのお酒にはよく合います。
個人的には、ガスパッチョとのペアリングがおススメです。
冷蔵庫で冷やしてから、お好みの器でお召し上がり下さい。
《ラベル》
フルーティで爽やかな、このお酒を色に例えると、ライムグリーン。
その色をベースに、いろんな形の、いろんな色のドットがあるのは、甘味、辛味、酸味、苦味など、色々な味がお酒の中に複雑に溶け込んでいるから・・・
というのは後づけ理由で、かわいいラベルを気に入って、このお酒を手に取ってもらえると嬉しいです。
原材料:米、米麹
原料米:岡山県産雄町100%
精米歩合:58%
アルコール分:13%(原酒)
税込価格 720㎖ 2,420円 1800㎖ 4,950円
〈三代目の感想〉
吉田酒造店さんらしいガス感があります。
香りは落ち着いた洋梨やマスカットに加え少しエスニックな香りも。
ガス感に加え低アルコールということで、軽快さを感じますが、
しっかりした酸味やほのかな甘味、旨味など雄町特有の味わいもあります。
温度が上がるにつれ苦味も出てきてより味わいに複雑さを感じます。
低アルコールですが飲みごたえがあるお酒です。